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夢は大きく、世界の不動産流通を動かすこと!
諦めないことが、成功へつながる道

株式会社アイディーユー/代表取締役社長/池添吉則 「近年上場企業経営者紹介-21世紀型企業家-」の第4回は、2004年3月に上場し、不動産流通に「マザ−ズオ−クション」という新たなビジネスを展開する、株式会社アイディーユーの 代表取締役社長・池添 吉則様にお話をお聞きしました。

“緑が多く、美しい街にすることで、
経済も連鎖して発展していく----素敵なオフィスですねぇ。このオフィスの雰囲気は池添さんの趣味なんですか?

このフロアのコンセプトはエコを取り入れていて、土でテーブルを作ったりしています。デザインというのは、コンセプトで決まりますから、どうデザイニングしていこうかということを自分達で考えて、デザイナーとよく話しています。妥協したらダメですよね。

----そうですね。ただ、お金のために妥協しなければいけない状況もありますよね?

バランスという言葉がありますが、人間社会には絶対大事でしょうね。ただ、新しい事をやる時には、バランスという言葉は必要ありません。アーティストにバランスといったらナンセンスです。

----そじゃあ、デザインに造詣の深い池添さんが、大阪にもっと色んな方々を呼べるような街にするために、何かいいアイデアとかありませんか?

人の集客にはモニュメントがいるんで、僕は「太陽の塔」を移設するべきだと思いますね。日本人、大阪人が唯一誇れるナショナルブランドというのは太陽の塔しかないんじゃないでしょうか?、まぁ半分ジョークですけど(笑)。大切なのは緑の多い街にすべきだ、ということ。ビル自体にコンセプトがなくても、緑を多くしたら全然変わるじゃないですか。それから、大阪は水都とよばれるぐらい水との関係がすごく深いところなので、もっともっと川をきれいにして、船で通勤できるぐらいにしたらいい。大阪が緑が多くて、本当に美しくて住みやすい街だということが世界に発信できれば、さらに大阪の経済も発展すると思います。

廃虚を活性化させて、
不動産の価値を上げる----本題に入りまして、起業されるまで、ミサワホームに勤務されていたそうですが、その時の事も含めて経緯をお聞かせください。

父親が倉庫物流業を営んでいましたので、元々商売人の息子です。倉庫業ですから、いい時もあれば悪い時もありましたので、商売を肌で感じるということは子供の頃から経験してました。神戸大学の経済学部を出てミサワホームへ行き、ミサワホームでは定期借地権事業に携わっていました。自分がやっていた事業にものすごくたくさんの人に集まって頂いて、その時に自分の立ち位置といいますか、自分が世の中に存在しているなぁ、ということを確認できました。お客に私を変えて頂いた瞬間みたいなものがあり、とても思い出に残っています。自分の役割を自分なりに理解できました。ミサワホームは、若者が活躍できる場を与えてくれる会社でしたし、物事を動かす感動であったり、新しい事にチャレンジする喜びなどを教えていただいた気がします。


----ミサワホームを退職されてからのお話を聞かせてください。

当時はまだオークションが解禁になってなかったの で、まずは自分の強いことをやろうと思って、日本アイディーユーという定期借地権のコンサルティング会社を作りました。最初の事業としては、芦屋の奥池町に森を定期借地権付高級分譲住宅として、企画開発をしました。その後、ビルのオペレーションしたら変わると思ったので、オペレーションの会社を作りました。人がいないビルを廃虚っていいますよね? 不思議なもので人がそこに介在すると、ビルって元気になるんですよね。老朽化が進んでいた古いビルの雰囲気をそのまま活かして、オシャレな美容室が集まったSOHOビルに生まれ変わらせました。次に、タイムシェアリング方式で、ビルを活性化させるということで、どんどん人が集まって収益に変わっていきました。

----池添さんのそういったビルを壊さずに活性化させるという感覚は、アメリカとかヨーロッパでは取り入れられてますよね?

アメリカとかヨーロッパでは、当たり前のことですね。根本的には設計士レベルの問題で、日本の99%の設計士は古くなったから建て替える「スクラップ&ビルド」の考え方。欧米だと7割が「リモデル=再生」の設計士なんです。だからヨーロッパ行かれたら古い建物の中にダブルホテルとかオシャレになって、街そのまま保たれているでしょ? すごいアートですよね? 日本人は潰した方が価値があるということで、潰すんですよね。

----よく日本文化は紙と木だと言われていますが、その伝統的な観念の中に燃やしてゼロから作り直すいう「スクラップ&ビルド」の精神が通じているんじゃないかという論説がありますが、池添さんはどのようにお考えですか?

僕はそんなことはないと思います。日本人は、古いものを大切にしたり、引き継ぐ力というのは、実に持っていると思います。だから日本という国が長く続いたと思うんです。文化というのは伝えていく事ですから、伝える言葉であったり、意志、あるいはモニュメントであったり、アートやクリエイトとかですよね。僕は十分日本というのはそういうものがあると思います。



[略歴]
1964年 兵庫県生まれ
1998年10月 株式会社日本アイ・ディー・ユー設立
1999年9月 株式会社アイディーユー
(旧商号:アイディーユーコム・ドットコム)を設立
2001年3月 株式会社マザーズキャピタル(現・連結子会社)を設立
2003年3月 株式会社アイディーユービービービーを設立
2004年3月 東証マザーズへ上場


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