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顧客満足を追求すること

「エフアンドエムを大きくすることは必ず世の中小企業のプラスになる」
社員の意志も聞いて上場を決断!----では、今回のインタビューの核心の上場のことについてお伺いしたいと思います。上場しようと決断された契機というか、きっかけはあるのですか。

私自身は起業して10年で上場したいと考えてはいました。結果的には丁度10年後に上場したのですが、上場しないでいく道もあるとは思っていました。はっきりと上場しようと目指したのは、経理代行のビジネスも軌道に乗ってきた起業から5年ほどたった頃です。全社員で研修を開いた時、上場して会社を大きくしていくか、上場せずに少人数で稼げる会社にしていくか、話し合いました。どっちの道をいくか、みんなで夜を徹して話し合いました。両方の意見がいろいろあったんですが、最終的に会社が大きくなることが世の中のためになるのならば上場して大きくしよう、ということになったんです。我々が何にこだわった業務をしていくのかを突き詰めると、中小企業の総務部門や個人事業主の経理・財務をサポートするサービスを提供することになります。大企業ばかりが優遇されている状況の中、社会的に不利益を受けてる立場の企業や人の支援に力を入れようということです。そこにこだわるならば、当社が大きくなればなるほど、世の中の中小企業や個人事業主の方にとってプラスになっていくんじゃないかと考えたのです。ひょっとしたら上場しない方が社員個々の収入は増えたかもしれませんが、やりがいは上場した方がある、その方が面白いという結論に達して、本格的に上場の準備を始めました。

---上場に向けて大変だったことなどありますか。

そのお話では上経験上、上場に必要なことが何かということは分かっていたので、あまり問題はありませんでした。ある意味、上場を目指すには、準備を早めにすることがポイントです。多くの経営者の方々は、売上を上げて利益を出してから上場という道を考えられると思いますが、本当に上場を意識するなら、早い段階から上場を見越した準備をしておいた方がいいと思いますね。まぁ以前と比べれば上場はしやすくはなっていますから、これからは有望な中小企業なら上場を目指してより強くなっていって欲しいと思います。もちろん上場には一長一短はありますが、それはゴールではなく、経営の手段です。財務部門を安定させるひとつの手段と考えてもいいんじゃないでしょうか。実際、若い世代の経営者の方々は、そのように考えていらっしゃる傾向にあるんじゃないかと最近は感じています。


顧客満足の後に利益はついてくる
それだけを考えれば商売はうまくいく----これからの目指すところをお聞かせいただけますか。

当社の目標は、個人事業主や中小企業の皆さまに本当に価値あるサービスをいつでも低コストでご利用いただけるようにすることです。日本には中小企業が約270万社ある中で、当社のクライアントは4500社ぐらい。まだまだ世の中への影響度は低い。もっともっと多くの方々に我々の提供するサービスを使っていただきたいし、使ってもらえるようなサービスにしたいですね。個人的な面では、今、44歳なんですけども、よく思っているのが、人間の寿命は風船の中の空気みたいなものだということ。風船が大きいのか小さいのかはわかりませんが、風船の空気は必ず抜けていきます。その抜けていく空気というのは時間のことなんですが、私はその時間にせこく生きたい、時間を大切にして生きていきたい。自分から抜け出た空気はすごく充実していたな、と思えるような人生を歩みたいですね。

----まるで70〜80代の財界人の方の語られるようなお言葉ですが、森中さんは若くしてそこまで経営の真理に達せられたということだと私には感じられます。そんな森中さんは若手の起業家からは憧れの対象であると思います。では、これから上場を目指す若手起業家の方々にメッセージをお願いします。

これは今までの反省から出てきたことなんですが、当社でも私自身も「顧客満足度の後ろに利益はついてくるという」ことを徹底しています。利益ばかりを追っかけていた時は、やっぱりうまくいっていなかったんですね。逆にもう利益はいいと、お客様を満足させる、喜ばせようということだけを考えて、そこに力を入れた時に非常にうまくいくようになりました。言葉を変えると、利益が出てないのはお客さんが喜んでいないからなんです。それは当然ですよね。だから、利益を出そう出そうと思うなと。お客さんを満足させたら、放っておいても利益はついてくるんだということを、私自身の戒めにもしています。これからどんどん伸ばしていこうとされている起業家の方には、早めにそれに気付いていただいて進んでいってもらえればいいんじゃないかと思います。たぶん商売なんて簡単だと思いますよ。だって、お客さんを喜ばせることだけ考えていればいいんですから。


----最後も本当にすばらしいコメントをいただきました。本日は誠にありがとうございました。

(2005年4月7日株式会社エフアンドエム・社長室にて)



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