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[ベンチャー支援]
バブル崩壊後の危機から這い上がり、上場達成!次は「日本の人事部」から「世界の人事部」へ

関西が日本で一番元気だと言われるように----和納さんは現在、NPO法人『関西を元気にする会』の理事長をお務めになっていて、上場を目指す企業の支援活動もなされています。『関西を元気にする会』では、実際にどのような活動をなされているのですか。

『関西を元気にする会』は、元気のない関西経済を元気にするにはベンチャーを育てることが重要だ、という考えから発起した会です。ベンチャーを支援するからには上場を目指してもらいたいという趣旨で、株式公開を果たされた経営者の方を招いての講演や実務レベルでの分科会などの活動を行っております。現在、100社の会員企業があり、上場を果たされた企業が10社、元々上場されていた企業が12社、賛助会員7社で、71社が上場を目指して頑張っていらっしゃいます。関西は、大阪・京都・神戸の3つの都市にそれぞれ違った地域風土の良さがあり、世界有数の技術を持っていたり、世界的なシェアを持っているローカルとグローバルが結びついた“グローカル企業”が多いのが関西の特徴です。そのような関西だからこそできる、ベンチャーを盛り上げる会になっていけばいいなぁと考えています。

---『関西を元気にする会』での活動をはじめ、和納さんは上場企業の経営者の方と接する機会も多いと思われますが、上場をなされる経営者の方々に共通する点や特徴というようなものは感じていらっしゃいますか。

そのお話では上場を目指す方々には、4つの共通点があると私は考えています。まず、経営に携わる最初の時点から上場したいという考えを持っていらっしゃる方が多いですね。そして、その意志が強い方ほど上場という目的を達成される可能性が高いというのがふたつ目として挙げられます。第3の点としては、社長自身が非常によく働かれていらっしゃいます。懇意にしていただいているワタベウェディングの渡部社長は、「社長は365日、11時間、年間4000時間、働くべきだ」と仰っています。私は「せめて3700時間くらいにさせてください。少しはゴルフや旅行もしたいですよ…」なんて話をしているんですけどね(笑)。最後は、ヒューマン・カンパニーであること。社員を大切にして社員と共に成長していこう、という姿勢で経営に取り組んでいらっしゃる方が多いです。

----『関西を元気にする会』の今後の展望としてはいかがですか。

上場企業には、勉強会などを通じてさらに企業としての価値を高めるための活動を行います。コンプライアンスやコーポレートガバナンス、社会貢献の面など、いかにして企業の存在価値を高めていくかを考えていってもらいます。ベンチャー企業の支援ではこれまでの活動を継続し、上場という目標を達成できる企業が増えるようにしていきます。そして新たに考えているのが個人の方への支援です。これから起業をしようと思っている方や、個人レベルで優れた技術やノウハウ、ビジネスモデルを持っている方へのサポートを今年からスタートする予定です。優れた個人のアイデアに、ベンチャーキャピタルやマーケティングのプロフェッショナルが結びつけば、急速にビジネスとして立ち上がる可能性は大きく広がると思います。

---- ますます“関西を元気にする”というわけですね。

そうですね。近い将来「関西は日本で一番元気がある」と言われるように頑張っていきます。

----和納さんなら、きっと「関西は世界で一番が元気ある」と言われるようにしてくださることと思います。本日は誠にありがとうございました。




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